KG-PRODUCE移籍者対談vo.1「売れるホスト」

2021.02.25

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キャスト紹介

PLATINA本店→THECLUB→歌舞伎町大手ホストクラブグループを経て、再びHAREM総本店に移籍してきたホスト歴弱冠２年の流聖。
そして福岡・中洲を拠点にするホストクラブグループの代表を経て、昨年PLATINA本店に移籍して来た櫻井直斗。経歴も全く異なる2人のスペシャル対談を実施した。

櫻井直斗主任(PLATINA本店)

流聖(HAREM総本店)

－それぞれ異なる経歴の持ち主ですが、改めてこの場でKG-PRODUCEのイメージを教えてください。

櫻井直斗(以下、直)：単純に楽しそうというイメージがありました。PLATINA本店を選んだのも、刹那総支配人だったり黒咲颯士取締役と仲が良かったというのもありますが、やっぱり働く上でそういう雰囲気とかって大事かなと。

－流聖さんはまだホスト歴２年とのことですが、そもそも始めるキッカケは何だったのでしょうか？

流聖(以下、流)：アメリカに留学してた頃の話なのですが、当時同じ大学に歌舞伎町で昔活躍してた有名なホストの方がいて、その方からホストに纏わる話を聞いていました。その後帰国してからROLANDさんと知り合い、PLATINA本店に体入に行き、「もう入っちゃおうか！」というROLANDさんの一言で決まりました（笑）。その時に運良く送り4件とか飲み直しも３件取れたというのもあったので、そのまま入店を決めました。

－直斗さんから見て、流聖さんみたいなホストはどうですか？

直：僕もホストとして１０年やって来ましたが、稀に見る天才というか、異質な存在ですよね〜。

流：そんなことは……。僕と同い年で売れてるホストがめちゃくちゃ多いんですよ。今回KGで年間NO,1を獲得したエイトも同い年ですし、それこそ他グループのお店でめちゃくちゃ勢いあって億プレイヤーだったり、今注目されているホストも実は何人かは同い年だったりするので、特別に”何か”という感覚は無いんです。何人かは同い年だったりするので、特別に”何か”という感覚は無いんですよね。

直：これまでのっていうか、従来のホストと言うと「自分に自信があるから」だとか「モテたい」「成功して一旗上げたい」など、ガツガツした人らがやるイメージがあったと思うのですが、流聖くんみたいなタイプのホストは、そもそも「モテて当たり前」というような、通常ならば努力して得るものや感覚が既に備わっていると思うので、売れて当たり前なんだろうなっていうのが伝わって来ますね。もう、そりゃ売れるでしょって（笑）。

－そんなに違うものなのですね。

直：いやもう一目瞭然ですよ。僕は主任という立場上、若手の面倒も見たりするのですが、やはり同世代と比較しても全然違いますね。そこが決定的な差なんだろうなと。

－なるほど。ホストとしてやっていくためには「自分に対して自信を持つ」ということはすごく大事なのですね。

流：あまり自覚したことは無かったのですが、確かに自信は大事ですね。あとは発想の転換。自信があってもどうしても乗り越えられない壁や、めちゃくちゃ強いライバルって絶対に出てくるんですよ。それこそ他グループや歌舞伎町の平均を見れば、ぶっちぎりの数字を自分でも叩き出しているのだけれども、比較するとそのライバルの半分にも満たないってのがあり、流石に凹んだこともありました。

直：その場合、大体のホストはそこで挫折しちゃうよね。メンタルが耐えられなくなって。

流：そうだと思います。実際に僕も、何しても勝てない。もうこれ以上無理だと思いました。そのまま腐るっていう選択肢もあったけど、でも僕の中ではそもそもホストが全てではなく、あくまで人生の通過点として捉えていたということもあったので、思考を切り替えて「数字で勝てないのならば、せめてその人の仕事術を学び対等に話せるようになろう」という風に考えたのです。